
マンションの光回線はどこを選んだらよいか…
マンションの光回線といってもたくさんあって、どれが良いかわからないという方は是非ご覧になってください。
私もマンションのネット回線をそのまま利用していた頃は「どれ選んでもそんなに変わらないでしょ」と思っていましたが、マンションに導入済みのネット回線(ヒカリライフネクスト)からNuro光forマンション(ただし、特殊な事情によりNuro光マンションミニと同じ接続方式になっています)に乗換えをしてかなりネット環境は変わりました。
マンションの光回線で悩んでいる方に、どんな視点で光回線を選んだらいいかをご紹介します。
マンションの光回線選びのポイントは「回線方式」です。
「回線方式?」と思った方、ご安心ください。
ちゃんと解説します。
回線方式
実は各光回線業者が謳っている「下り最大1Gbps」とかはマンションまでの速度であるという点をご理解ください。
電線からマンション内にあるMDF盤につなぐのは光回線となりますが、MDF盤からマンション内の各部屋へはマンションごとに方式が異なります。
回線方式は3つあります。
方式 | 内容 |
---|---|
VDSL方式 | 既存の電話回線を使って各部屋へ配線 |
LAN方式 | マンション内にLANを配置 (100Mbps、1Gpbsと装置によって速度が変わる) |
光回線方式 | マンション内も光回線を使って各部屋へ配線 |
マンション内が遅いと光回線の良さがかき消されてしまいますね。
100Mbpsをマンションの戸数で共有するなんて、とてもじゃないですが速度が出ないですよね。
VDSL方式
最新のマンションであればLAN方式があるかもしれませんが、大方のマンションはVDSL方式かと思います。
ちなみに私のマンション(築8年)はマンションが提供する回線はLAN方式(100Mbps)ですが、光コラボ系の回線にしようとするとVDSL方式となります。
電話回線を使っているので下り最大100Mbpsといわれています。
マンションまで光回線で1Gbpsですが、10分の1になって部屋に来ていることになります。
また電話回線となるため当然電話と競合しています。さらに各部屋の人たちの利用状況に左右されるため100Mbpsをマンション内で共有していることになります。
それでも「V6プラス」というプランであれば多少早くなると思いますので、VDSL方式で光コラボ系を使いたいという方は「So-net光プラス」をお勧めします。
今なら2年間は月額2780円となり大変お得です。3年目以降は4928円ですが他の光回線と比べても5,000円を切るので検討しても良いかと思います。auをお使いの方は「auスマートバリュー」が適用できるので月々の料金がお得になります。(詳細は以下のリンク先をご覧ください)

LAN方式
LAN方式は100Mpbsの場合は、VDSLと異なるのは電話と競合しない点ですがやっぱりマンション内で共有となるので100Mpbsを分け合うことになります。1Gbpsであればまだマシですが…
光回線方式
では本題の光回線方式ですが、こちらは光回線を直接部屋まで引っ張る形になります。
もちろん電柱からマンション内のMDF盤に一度配線されるという点は他の方式と同じですが、そこから各部屋まで光回線で配線します。
テレビCMでもおなじみの「Nuro光」がおすすめです。
Nuro光でもマンション用のプランは2つあります。
「Nuro光マンションミニ」と「Nuro光forマンション」です。
何が違うかというと占有するか共有するかの差になります。
プラン | 内容 |
---|---|
Nuro光マンションミニ | 2Gbpsを占有して利用できます。 |
Nuro光forマンション | 2Gbpsを各部屋の人と共有することになります。 |
おすすめは「Nuro光マンションミニ」です。
これまで家庭でのネット回線の利用目的は「娯楽」でしたが、コロナ禍のニューノーマルとしてリモートワーク、リモート授業などが定着しつつあります。
「娯楽」と違い、仕事や学校は「ちょっとネット回線が遅いからできません」では済まない領分なので他人の利用状況に影響を受けない占有を選択することが望ましいと考えます。
ただ工事が2回かかり、この点が非常にしんどいです。開通まで1か月から2か月かかります。
ただ、メリットは以下の3点です。
- 超高速下り最大2Gbpsのインターネット
- プロバイダ料金・無線LANルータ・セキュリティが全てコミコミで月額4,743円(税抜)
- キャッシュバック45,000円(2020/7/24時点)
ルータ無料はどこもそうですが、セキュリティ(カスペルスキー5台分が無料)とセキュリティの費用が不要となるのでこちらもかなりお得です。
ちなみに「Nuro光forマンション」はマンション自体が対応していないと入れませんが対応している場合は光配線方式になります。
MDFから各階に光コンセントを設置しているため、その光コンセントから部屋につなぐだけなので工事が1回で済みます。
さらに人数によって月額料金が変わりますが多くても2,500円と相当お得なプランとなっています。
ただし、条件がマンションが対応していることとなるため、導入されていない場合は管理組合などに調整して各部屋の住人の許可が必要となり、ハードルが高いです。
その高いハードルをクリアするくらいなら「Nuro光マンションミニ」をお勧めします。
まとめ
ここまでご覧いただきありがとうございます。
コロナ禍のニューノーマルとしてネット回線を拡充する必要性が高まってきています。早めに光回線を変更されることをお勧めします。
気づいたときが「変え時」です。
実際、私も変更しました。
私は「Nuro光forマンション」に対応したマンションだったので「Nuro光forマンション」を申込みましたが、特殊な事情により接続方式は「Nuro光マンションミニ」と同じ方式で提供されている状態です。
その状態で回線速度は以下でご紹介しているのでご覧ください。

また、導入レポもしていますのでご興味のある方は以下をご覧ください。
工事内容は「Nuro光マンションミニ」と同等になります。

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