本稿では投資に関する話題がありますが投資を推奨するものではございません。
投資は元本割れのリスクがあるのですべてご自身の責任においてお願いします。
当ブログにより被った損害について一切の責任を負いかねます。
「バビロン大富豪の教え」
久しぶりのお金の話ですが、今回は「バビロン 大富豪の教え」をご紹介します。
色んな人が紹介している本なのでお金の勉強をしている人はご存じかも知れませんが、これから勉強しようと思っている人にはぜひ読んでみてほしい1冊です。
基本的にはマンガでストーリーが流れていくので読みやすく、感情移入しやすい内容となっています。
前後に現代のお話が入っていますが、中心は古代バビロニアのお金の教え(原理原則)を古代バビロニア人の物語として展開しています。
そして各章の間で古代バビロニアのお金の教えを現代に置き換えて解説しています。
この解説があることで古典的な原理原則だけにならず、現代において原理原則を当てはめてみて、収入の10%の貯蓄するとどうなるか、投資先は何が良いかなどを解説してくれています。
この解説部分だけ読んでもかなり勉強になります。
ぼくもマンガを読み終えた後に解説部分を何度も見直しています。
解説部分に興味を持った方はリベ大の動画をご覧になることをお勧めします。
考え方が共通していることが多くとても勉強になります。
5つのポイント
この本では『黄金に愛される7つ道具』『5つの黄金法則』が出てきます。
もちろん12個すべて大事ですが、人によって大事だと思うことが違うかもしれません。
僕の場合は以下の5つが重要なポイントだと感じました。
この本を読む前に「FIRE 最強の早期リタイア術」を読み、リベ大の動画を見ていたので、共通点が多くあり、その共通した部分が強く大事なんだと思ってしまいました。
リベ大の両学長が大事だといっている5つの力「貯める、稼ぐ、増やす、守る、使う」、さらに動画の中で何度も「自分が最大の資本」と仰っています。
また、「FIRE 最強の早期リタイア術」でも支出を抑えて投資するスタイル、銀行に近寄らずお金を守る、など共通点が多いです。
やはりお金を持っている人の話は共通点があるんですね。
というか、むしろ共通点こそがお金の原理原則なのではないかと感じました。
古代バビロニアの時代から同じことが言われていたこと、さらにこの本の原作が100年読み継がれていることからもきっとこの5つのポイントはスーパー大事なことなんだと思いました。
この本を読んで一番思ったこと
最も重要なことは「適正なリスクをとりながら行動すること」だと思いました。
こうやってブログをすることもそうですが、お金の勉強をしてそれを実際に行動していくことが大事だと思います。
ただし、人生終わるほどの致命傷は避ける必要があります。
僕は「FIRE 最強の早期リタイア術」を読んで、自分でもできるかもしれないと思い行動に移しました。
この本の著者はスーパー慎重派の人で致命傷とならない方法を考え抜いて実践した結果を紹介してくれていたから行動に移せました。
ただ、以下の記事で債券・投資信託を購入したとお話ししていますが、債券は国債ではなくもっと米国社債系ETFにした方がよいということを最近知りちょっと買うのが早かったかと思いました。
でも致命傷ではいないのでまた考えて修正していこうと思います。
リバランスをする時には別の債券を買っていくようにしていきます。
これもまた経験です。
本当に注意してほしいのは「致命傷」です。
人生リタイアするほどの致命傷ではなくても、一時リタイアを強いられることや振出しに戻ることは避けたいです。
そのために何かを始めるときはスモールスタートで行くことをお勧めします。
最初から何千万もする不動産投資や、銀行からお金を借りてお店を作って商売を始めるといった、失敗したら人生を台無しにする行動は避けましょう。
まぁ、あくまで自己判断ではありますが
適正なリスクを考えてその範囲内で実行することが大事です。
僕も投資信託を買うのは初めてではなく、1年ほどインデックス投資を少量実施していました。
1年寝かした結果、コロナ禍でもプラスになっている経験値があったからこそ、定期預金の取り崩しをしてインデックス投資するという判断に至りました。
そして、個別株投資は10年くらいやっています。
基本的には1カ月から3か月以内に売買するスウィングトレードでしたが、全然増えませんでした。
売買中は気が気じゃなくいつも株価をチェックしていました。
今思えば時間単価が合わない感じでした(笑)
決してうまくいった投資ではなく時間の無駄と思われても仕方ないような状態でしたが、そんな経験があったからこそ、今の行動につながっています。
みなさんもこの記事含めて、動画、本などの内容に盲信せず、最終的には自分の判断・自分の責任において適正なリスクをとるようにお願いします。
「適正なリスク」とは、自分が許容できる範囲で行動することです。
例えば、「1年で10万くらい増えるかもしれないし、減るかもしれない」くらいならいいかなと考える人は「50万くらいのインデックス投資をする」などです。
人生リタイアするほどの失敗は避けつつ、ちょっとした失敗にめげずに行動し続けるようにしたいと思います。
そのために大事なこと「適正なリスクをとりながら、行動すること」です。
まとめ
ここまでご覧いただきありがとうございます。
この本を読んで100年も前から原作があり、その本を読んでお金を増やしていた人がいたのかと思うと正直うらやましかったです。
今、お金の知識を増やそうと色々調べているから出会ったのですが、偶然目にしたり周りに勧められたりしてもっと早く知っていたらと「タラレバ」を言いたくなるほどです(笑)
まぁ、出会った時が僕にとっては最良の時期だったのかもしれません。
みなさんにとってこの本はどのようなマインドチェンジをもたらすかはわかりませんが、お金に関する原理原則に触れたい方は是非ご覧になってみてください。
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