Excel 検索機能の使用方法(文字列検索、書式を指定した文字列検索、オプションの使い方)

検索機能Excel
検索機能
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Excel2016使用

検索機能

Excelの検索は文字列だけではなく、書式を指定した文字列で検索したり、検索する場所・方向・対象を指定して検索することができます。

このページをご覧になると簡単な文字列検索はもちろん、同じ文字列がたくさんある中で赤字の文字列だけ検索する方法がわかるようになります。
また、検索の6種類のオプション指定についても1つずつご説明します。

検索は大きく分けて2種類あります。

  • 文字列の検索
  • 書式を指定した文字列検索

上記2種類の検索に対して様々な検索方法を指定することができます。

以下の6項目指定できます。

  • 検索場所(シート、ブック)
  • 検索方向(行、列)
  • 検索対象(数式、値、メモ、コメント)
  • 大文字と小文字の区別するか否か
  • セル内容が完全に同一であるものを検索するか否か
  • 半角と全角を区別するか否か

6つの検索方法を駆使するといろいろな検索が可能となります。なかなか使いこなすのは大変ですが1つ1つ使い方を身につけましょう

検索と置換画面

デフォルトの検索画面は文字列の検索だけが表示されています。

起動は「Ctr + K」のショートカットキーで検索画面が表示されます。

デフォルトの検索画面

項目は以下となります。

項目説明
検索する文字列検索する文字を指定します
ワイルドカード「*」「?」の指定が可能です。
すべて検索検索場所(シート、ブック)の範囲で指定されて文字列をすべて検索して一覧表示します。
次を検索検索方向で指定された方向に向かって指定された文字列を検索して対象セルを選択します。
閉じる検索画面を閉じます。

オプションをクリックすると以下のように書式指定や検索対象・検索方法を指定することができるようになります。

オプション指定

たくさんの項目が表示されます。

追加された項目は以下となります。

項目説明
書式ボタン書式の検索画面が表示されます。
内容は「セルの書式設定」と同様の画面で、指定した書式(文字色など)を指定して検索することができます。
検索場所シート、ブックを選択できます。
検索する範囲をシートのみ、ブック全体の2種類から選択することができます。
検索方向行、列が選択できます。
行はZ型(右方向)の検索、列はN型(下方向)の検索となります。
検索対象検索する対象(数式、値、メモ、コメント)を指定します。
大文字と小文字を区別する検索する文字列に指定した半角英字の大文字・小文字が一致するものだけ検索したい場合はチェックを付けます。
セル内容が完全に同一であ
るものを検索する
指定した文字と完全一致した場合のみ検索したい場合はチェックを付けます。
半角と全角を区別する検索する文字列に指定した文字の半角と全角まで一致するものだけ検索したい場合にチェックを付けます。

たくさんありますが以下のシートを使って検索機能を1つ1つ確認していきましょう。

※検索2シートも同じ内容です。

文字列検索

デフォルトの検索画面で「猫」を検索します。

デフォルト検索で「猫」

ここでは「次を検索」「すべて検索」の2つのボタンを使ってみましょう。

「次を検索」ボタン

「次を検索」ボタンをクリックします。

B3セルが選択された

B3セルが選択されました。

もう一度「次を検索」ボタンをクリックします。

B4セルに移動しました

B4セルにカーソルが移動しました。

「すべて検索」ボタン

「猫」で検索します。

検索画面

「すべて検索」ボタンを押します。

一覧表示

検索結果が一覧表示され、青く反転している行のセルが選択されています。

3行目をクリックするとB5セルが選択されます。

3行目をクリック

4行目のB6セルは表示は「犬」となっていますが、計算式内に「猫」の文字があるため検索結果に表示されています。

B6セル

書式を指定した文字列検索

オプションボタンをクリックして、赤字の「猫」を検索します。

オプションボタン押下後

書式ボタンをクリックして、書式の検索画面を表示します。

書式の検索で文字色を変更

OKボタンを押すと、プレビューの文字が赤くなります。

プレビューの文字が赤くなる

すべて検索ボタンを押します。

赤字の「猫」だけが検索されました

赤字の「猫」だけが検索されました。

今回はフォントの色だけで検索しましたが、背景色などいろんな書式で検索できるので、いろいろ試してみてください。

検索方法の指定

上述の6種類(検索場所、検索方向、検索対象、大文字と小文字の区別、完全一致、半角と全角の区別)について、動作を確認していきます。

検索場所(シート、ブック)

検索場所は「シート」と「ブック」の2種類選択できます。

「シート」を選択すると表示されているシート内をすべて検索します。

「ブック」を選択するとExcelファイル全体を検索します。

検索場所「シート」

「吾輩」を検索場所「シート」ですべて検索を実行します。

「吾輩」を検索場所「シート」ですべて検索を実行

シートを指定している場合は選択したセル範囲内だけで検索することができます。

ただし「次を検索」のみ有効で、すべて検索の場合は選択範囲は無効になります。

B3からB10セルを選択

B3からB10セルを選択した状態で「シート」を指定して文字列「LET」を「次を検索」で検索します。

「シート」を指定して文字列「LET」を「次を検索」で検索

さらに「次を検索」を押すとB10セルが選択されます。

B10セルが選択

もう一度「次を検索」を押します。

選択範囲内だけ検索しているためB11にはジャンプせず、B9に戻りました。

検索場所「ブック」

「吾輩」を検索場所「ブック」ですべて検索を実行します。

「吾輩」を検索場所「ブック」ですべて検索を実行

検索2シートも検索されて検索結果に表示されます。

検索方向(行、列)

検索方向は「行」「列」が選択できます。

「行」はセル位置から右方向に検索します。右端まで到着すると1行下の左端から右方向に検索を行います。

「列」はセル位置から下方向に検索します。下端まで到着すると1列右の上端から下方向に検索を続けます。

検索方向「行」

A3セルにカーソルがある状態で「行」検索すると図の矢印の方向に検索されていきます。

検索の方向(行)

A3セルにカーソルがある状態で「次を検索」ボタンを押します。

スタート

1列右側のB3セルにカーソルが移動しました。

B3セルに移動

もう一度「次を検索」を押すとC3セルにカーソルが移動します。

C3セルに移動

さらに「次を検索」を押すと、1行下の左端のA4セルにカーソルが移動します。

A4セルに移動
検索方向「列」

A3セルにカーソルがある状態で「列」検索すると図の矢印の方向に検索されていきます。

検索の方向(縦)

A3セルにカーソルがある状態で「次を検索」ボタンを押します。

スタート(縦)

1列右側のA4セルにカーソルが移動しました。

A4セルに移動

もう一度「次を検索」を押すとA5セルにカーソルが移動します。

A5セルに移動

さらに「次を検索」を押すと、1列右のB3セルにカーソルが移動します。

B3セルに移動

検索対象(数式、値、メモ、コメント)

検索対象は「数式」「値」「メモ」「コメント」の4種類から選択できます。

「数式」は数式を入力したセルは数式自体が検索対象となり、数式以外を入力したセルも検索対象となります。

「値」は数式を入力したセルは数式の結果として表示された値が検索対象となり、数式以外を入力したセルも検索対象となります。

メモ、コメントはセルに設定したメモ・コメントの文字列が対象となります。

検索対象数式セル
入力内容
数式セル
表示内容
数式以外のセルメモの文字列コメントの文字列
数式
メモ
コメント
検索対象「数式」
検索対象(数式)

文字列「IF」、検索対象「数式」を指定して「すべて検索」ボタンを押します。

A6(文字列)とB6(数式)の2つが検索されました

A6(文字列)とB6(数式)の2つが検索されました。

検索対象「値」

「数式」と同じ表を使用します。

文字列「IF」、検索対象「値」を指定して「すべて検索」ボタンを押します。

A6(文字列)が検索されました

A6(文字列)だけが検索され、B6の数式は検索されませんでした。

検索対象「メモ」

セルに指定されたメモを検索することができます。

メモ

文字列「猫」、検索対象「メモ」を指定して「次を検索」ボタンを押します。

メモに「猫」があるセルが選択された

メモに「猫」があるB8セルが選択されました。

検索対象「コメント」

セルに指定されたコメントを検索することができます。

コメント

一度A1セルにカーソルがある状態にします。

A1セルにカーソル

文字列「猫」、検索対象「コメント」を指定して「次を検索」ボタンを押します。

コメントに「猫」の文字があるセルが選択された

コメントに「猫」の文字があるB7セルが選択されました。

大文字と小文字の区別するか否か

「大文字と小文字の区別する」のチェックオンにより、指定した文字の大文字と小文字まで一致する文字だけが検索結果となります。

以下の表から「大文字と小文字の区別する」をチェックオフにして「LET IT BE」を検索します。

検索対象表
B9からB12の4セルが検索されました

B9からB12の4セルが検索されました。

「大文字と小文字の区別する」をチェックオンにして「LET IT BE」を検索します。

B10セルだけが検索されました

全て大文字のB10セルだけが検索されました。

セル内容が完全に同一であるものを検索するか否か

「セル内容が完全に同一であるものを検索する」のチェックオンにすることにより、指定した文字列と完全一致している場合のみ検索結果となります。

以下の表から「セル内容が完全に同一であるものを検索する」をチェックオフにして「半角」を検索します。

検索対象表(完全一致)
完全一致をオフ

A9からA11セルの3件検索されました。

「セル内容が完全に同一であるものを検索する」をチェックオンにして「半角」を検索します。

完全一致をオン

A9セルのみになりました。

半角と全角を区別するか否か

「半角と全角を区別する」のチェックオンにすることにより、指定した文字列と半角・全角まで一致している文字が検索結果となります。

以下の表から「半角と全角を区別する」をチェックオフにして「Let」(全角)を検索します。

検索対象表(半角全角)
半角全角の一致(オフ)

B9からB12セルの4件が検索結果に表示されました。

「半角と全角を区別する」をチェックオンにして「Let」(全角)を検索します。

半角全角の一致(オン)

B12セルのみ検索結果に表示されました。

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございます。

検索機能についてご紹介してきました。

たくさんあって覚えるのが大変ですが、1つ1つ使いながら覚えていきましょう。

使いこなせるまで何度もこのページをご覧いただけたら幸いです。

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