Excel 超絶簡単 「マクロの記録」を使ってマクロを作る方法

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マクロの記録
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Excel2016

マクロの記録

マクロと聞くと「難しいのでは…」と思う方もいるかもしれませんが、難しいのはVBA(Visual Basic for Applications)でマクロを作ることで、「マクロの記録」で手順を登録して利用すること自体は簡単にできます。

※VBAとは「プログラムのこと」と覚えてください。

プログラムを作るのはちょっと難しいかもしれませんが、いつもの操作を記録して、同じことを何度も実行することはそれほど難しくはありません。

何度も同じことを繰り返す場合、「マクロの記録」で簡単にマクロを登録して、利用することで作業を効率化することがができます。

マクロを使って自動化生活をはじめましょう。毎日のExcelワークが自動化により激変します。

今回はサンプルとして以下のTODOリストを使って新しい行を追加するマクロを登録します。

TODOリスト

「マクロの記録」でマクロを作成する方法

マクロの記録とは、記録中に行った操作を記録してマクロを作成します。

記録の方法は2種類あります。

  • 記録中の操作と全く同じセル位置で操作を記録
  • 記録中の操作を起点となるセルからの相対位置を記録

例えばTODOリストの4行目と5行目の間に行を挿入する操作を行うと、1つ目の方法の場合は記録したマクロを呼び出すと毎回同じ位置に行を挿入するが、2つ目の場合はマクロを呼び出したときのカーソル位置からの相対位置に行を追加します。

記録中の操作と全く同じセル位置で操作を記録

それではTODOリストで以下1から5の操作を順番に実行してマクロを記録します。

  1. 5行目を選択して行挿入する
  2. 担当に「ココッチ」を入力する
  3. 進捗率に「0」を入力する
  4. ステータスに「未着手」を入力する
  5. B5セルを選択する

それではまずはTODOリストのB5セルを選択します。

B5セルを選択

表示リボンの「マクロの記録」を選択します。

マクロの記録

マクロの記録画面が表示されたら、マクロ名を入力します。

マクロの記録画面

マクロ名に「行の追加_絶対位置」と入力してOKボタンを押します。

※ショートカットキーを指定するとショートカットとして呼び出すことができます。あまり使用しないキーを指定することをお勧めします。お勧めは「Q」です。

ここからの操作が記録されます。操作を間違えた場合は表示リボンの「記録終了」を選択して最初からやり直してください。

記録終了

では1から5の手順を操作します。

1.5行目を選択して行挿入する(記録中

5行目を選択して行挿入する
1行追加

2.担当に「ココッチ」を入力する(記録中

担当に「ココッチ」を入力する

3.進捗率に「0」を入力する(記録中

進捗率に「0」を入力する

4.ステータスに「未着手」を入力する(記録中

ステータスに「未着手」を入力する

5.B5セルを選択する(記録中

B5セルを選択する

表示リボンの「記録終了」を選択します。

表示リボンの「記録終了」

ここでマクロの記録が終了します。

マクロの表示でマクロが登録されたことを確認しましょう。

マクロの表示
マクロ画面

「行の追加_絶対位置」を選択した状態で実行ボタンを押します。

5行目に行が挿入されました

5行目に行が挿入され担当、進捗率、ステータスが入力されています。

実行時のセル位置に関係なく行が挿入されます。A10セルを選択して実行してみましょう。

A10セルを選択
実行
5行目に挿入されました

実行時のセル位置に関係なく5行目に挿入されました。

記録中の操作を起点となるセルからの相対位置を記録

先ほどと同様にTODOリストの5行目に行を挿入しますが、今度は「相対参照で記録」を選択した状態で「マクロの記録」を行います。

相対参照で記録

ではA5セルを選択します。

TODOリスト

相対参照で記録を選択した状態で「マクロの記録」を選択します。

相対参照で記録を選択した状態で「マクロの記録」を選択

マクロ名に「行の追加_相対位置」を入力します。

行の追加_相対位置

OKボタンを押して、以下の1から5の手順を実行します。

  1. 5行目を選択して行挿入する
  2. 担当に「ココッチ」を入力する
  3. 進捗率に「0」を入力する
  4. ステータスに「未着手」を入力する
  5. B5セルを選択する

上述の「記録中の操作と全く同じセル位置で操作を記録」と同じ操作のため、1つ1つの操作イメージは割愛します

1から5の手順を実行した後に表示リボンの「記録の終了」を選択します。

表示リボンの「記録の終了」

以上でマクロの記録は完了です。

相対位置でマクロが実行されることを確認するためにA10セルを選択した状態でマクロ「行の追加_相対位置」を実行します。

A10セルを選択した状態でマクロ「行の追加_相対位置」を実行

実行後は10行目に行が挿入されます。

セルを実行する時点のカーソル位置からの相対位置に行が挿入されます。

そのため記録を開始するときのセルの選択位置(カーソル位置)に注意して「マクロの記録」を実行するようにしてください。

マクロの保存

マクロを追加したExcelファイルはいつもの拡張子「.xlsx」では保存ができません。マクロ付きのExcelファイルは拡張子「.xlsm」で保存しましょう。

誤って「.xlsx」で上書き保存をしようとすると以下のメッセージが表示されます。

マクロなしブックに保存できません

自分でマクロを追加している場合で、このメッセージが表示された場合は「いいえ」を選択すると名前を付けて保存画面が表示されます。

名前を付けて保存

ファイルの種類を「Excel マクロ有効ブック(*.xlsm)」を選択して保存ボタンを押します。

保存後

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございます。

「マクロの記録」を使って、自分が実行した操作を記録してマクロを作成いたしました。

今回は行の挿入を「マクロの記録」でマクロ作成をしましたが、覚えさせるのはなんでも構いません。定型フォーマットにいつも入力する内容を記録したり、CSVファイルの取り込みを記録したりと、なんでもOKです。

絶対参照、相対参照の違いについてもご紹介しましたが、どちらが良いというものではなく用途に応じて使い分けるようにしてください。

また、「相対参照で記録」の指定については記録の開始位置がとても重要となるためご注意ください。

あと1点注意事項があります。マクロを実行した場合、「やり直し」(Ctr + Z)が使えないのでおぼえておいてください。

Excelをもっと勉強したい方にお勧めの本です。
興味のある方はご覧になってみてください。

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