完成イメージ
こんな感じのシンプルな予定表を作りましょう。
使い方は簡単でA1セルに日付を入力すると、入力した日が含まれる週が1週目(4~9行目)に表示されます。上記イメージでは切れていますが6週目まで日付が切り替わります。
I列の祝日欄(I4 セルからI13セルまで)に祝日を入力すると予定表の日付・曜日がオレンジ色に塗りつぶされます。
見た目はシンプルですがちょっとしたテクニックも使っているのでお楽しみにしてください。
Part1からPart3まであります。構成は以下です。
- Part1 タイトル部分の作成
- Part2 1週目の作成
- Part3 2週目から6週目の作成、印刷設定
1つずつクリアしていけば完成します。途中少し難しいところもあるかもしれませんが大丈夫です。計算式をコピペしていけばできちゃいます。
難しいところは後で勉強するとしてどんどん進んでいきましょう。
それでは作っていきましょう。
タイトル部分の作成
ここでは以下の2つを行います。
- A1セルに日付を入力
- A2セルにタイトル「〇〇〇〇年〇〇月予定表」となる計算式を入力
まずは新規作成(空白のブック)を開きましょう。
A1セルに日付を入力
A1セルに起点となる「日付」を入力します。ここでは「2020/5/1」と入力します。
意味があるセルとわかるように塗りつぶしをします。
B1セルに説明書きとなる「起点日」を入力します。(ここは皆さんで分かりやすく説明書きを変更していただいて問題ありません。)
A2セルにタイトル「〇〇〇〇年〇〇月予定表」となる計算式を入力
A1セルの入力内容を使用してタイトルとなる文字列編集を行います。計算式は以下となります。
=YEAR(A1)&”年”&MONTH(A1)&”月予定表”
慣れていない人は「ムムム…記号とかあるとムリ」と思うかもしれませんが大丈夫です。計算式を一つずつ見ていけば理解できます。
①YEAR関数を使ってA1セルから「YYYY」(年)を取得します。
=YEAR(A1)
②「&」(アンパサンド)で”年”を文字列連結します。
=YEAR(A1)&”年”
③MONTH関数を使ってA1セルから「MM」(月)を取得し「&」(アンパサンド)で文字列連結します。
=YEAR(A1)&”年”&MONTH(A1)
④「&」(アンパサンド)で”月予定表”を文字列連結します。
=YEAR(A1)&”年”&MONTH(A1)&”月予定表”
いかがでしょうか?計算式の中身を一つずつ見ていくと案外簡単ですよね。
ではタイトルらしく文字の装飾をしましょう。「セルの書式設定」を使って以下設定をしましょう。
- フォント:HGS創英角ポップ体
- スタイル:太字
- サイズ :18
- 色 :青
- 下線 :下線
ちなみに「セルの書式設定」は以下のショートカットで呼び出せます。
ショートカット:Ctr+1
以下のようになります。
これでタイトル部分は完了です。次は1週目を作成しますがその前に一度保存しておくことをお勧めします。
Part1のまとめ
ここでは以下の関数やテクニックを使っています。
- YEAR関数
- MONTH関数
- 「&」(アンパサンド)による文字列連結
- ショートカット「Ctr+1」:「セルの書式設定」の呼び出し
A1セルに日付を入れるだけでタイトルが自動で編集されました。入力を極力減らすことが何度も使用するExcelシートになるほど大切になってきます。
次のPart2では「1週目」を作成します。タイトルと同じようにA1セルの日付から1週目の日曜日を算出します。お楽しみに。
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