Part3 2-6週目の作成
Part2を乗り越えた方、お疲れさまでした。Part2では1週目部分を作成してもらいました。おそらく以下のようになっていると思います。

Part2をもう一度見たい方はこちらです。
Part3では2週目を作成してから2週目をコピーして3-6週目を作成します。
最後に印刷設定を行ったら完了です。
2週目を作成する
①まずは1週目をコピーします。

②A10セルに貼り付けます。

※「########」となっていますが大丈夫です。
③A10セルの計算式を以下に置き換えます。
=G4+1
1週目の最後の日に+1日しています。

2週目ができました。5/4~6の祝日もちゃんとオレンジになっているので条件付き書式もばっちりコピーされています。
オレンジになっていない人は条件付き書式の計算式が正しくないのでPart2に戻って確認してみましょう。(VLOOKUPの検索範囲に指定した祝日が「絶対参照」になっていない可能性がありますのでご確認ください。)
2週目はこれで終わりです。
3週目から6週目を作成
①2週目をコピーします。

②A16セル、A22セル、A28セル、A34セルに貼り付けます。

3週目から6週目まで作成完了です。
印刷設定
以下の条件に印刷設定を行います。
- A4横
- A1の起点日は印刷しない
- 祝日リストは印刷しない
- 1枚に収めます。
その前にセルの幅を調節しておきます。
セルの幅調整
①A列からG列を選択して右クリックします。

②右クリックメニューの「列の幅」をクリックします。

③列の幅に「20」を入力してOKボタンを押します。


※列の幅はご自由に設定ください。
印刷範囲の設定
今回のシートではA1セルの起点日や祝日リストなどは印刷範囲外としてタイトルと予定表だけ出力するようにします。
①A2からG39を選択します。

②ページレイアウト(リボン)の印刷範囲>印刷範囲の設定を選択します。

③改ページプレビューで印刷範囲を確認します。


印刷範囲の設定は完了です。
印刷プレビューで調整
①ファイル(リボン)をクリックして、印刷を選択し印刷プレビューを表示します。


右側のプレビューでは火曜日分までしか表示されていませんが大丈夫です。これから調節していきます。
②設定で縦方向から「横方向」に変更

③設定で拡大縮小なしから「シートを1ページに印刷」に変更


今回は右側が少し余白が余っていますが、5週目までの印刷範囲にすると余白が軽減されます。
Part3まとめ
ここでは以下のテクニックを使っています。
- 印刷範囲の設定
- 改ページプレビューの表示
- 印刷プレビューでの調整
印刷設定はプリンターによっても変わってくるため、ご自身の環境でいろいろためしてみてください。
これで「月間スケジュール」の作成は終わりとなります。
いかがでしたでしょうか?最初にご覧になった完成イメージでは簡素なExcelシートではありましたが、A1に日付を入れたら自動で表の日付が変更されるように設定したり、祝日は色が変わるように設定したり、入力作業を軽減するような計算式を施したExcelファイルになったのではないでしょうか?
自動化は使用する人の時間を短縮し、入力ミスを軽減することにつながります。是非みなさんもExcelファイルを作成するときは「あとで楽になるように」作ることを心がけましょう。
コメント