PROPER関数
英字を単語の先頭文字だけ大文字にして2文字目以降は小文字に変換するのがPROPER関数です。
「Cocotti Blog」といった感じの文字になります。
PROPER(文字列)
文字列中の各単語の先頭文字を大文字変換した結果を返します。
Excel 関数の挿入
英字の各単語の先頭文字だけ大文字にするのですが、単語の判断は空白となり、空白の後にある英文字を大文字に変換します。
こちらもLOWER関数、UPPER関数と同様に英字の入力内容に統一感を持たせるための関数となります。
引数には以下が使用できます。
引数 | 内容 |
---|---|
文字列 | 先頭を大文字にしたい文字列を指定します。 |
文字列に指定する文字列は全角/半角のどちらでも先頭文字を大文字に変換します。
また文字列の一部が英字であっても英字部分だけ小文字に変換してくれます。
PROPER関数の使用例
以下のパターンをご紹介します。
- 半角英字
- 全角英字
- 混在文字(全角の日本語、半角英字、全角英字)
使用例では以下の表を使います。C2からC6セルにPROPER関数を設定しB列の値を変換してみます。

半角英字の例
B2とB3セルの半角英字を変換するため、C2とC3セルに以下の式を入力します。
セル | 入力する式 |
---|---|
C2 | =PROPER(B2) |
C3 | =PROPER(B3) |

結果は変換前が大文字でも小文字でもどちらも
「Hokkaido Sapporo City」
と変換されました。
全角英字の例
B4とB5セルの全角英字を変換するため、C4とC5セルに以下の式を入力します。
セル | 入力する式 |
---|---|
C4 | =PROPER(B4) |
C5 | =PROPER(B5) |

結果は変換前が大文字でも小文字でもどちらも
「Hokkaido Sapporo City」
となりました。
混在文字(全角の日本語、半角英字、全角英字)
B6セルの全角英字と半角英字を変換するため、C6セルに以下の式を入力します。
セル | 入力する式 |
---|---|
C6 | =PROPER(B6) |

このように文字列中に全角と半角の英字と全角の日本語が混在していても変換してくれます。
注意事項
文字列中に空白なしで英字が含まれている場合は小文字に変換されるためご注意ください。

「北海道の」の後に空白を入力してみます。

まとめ
ここまでご覧いただきありがとうございます。
冒頭申し上げた通りPROPER関数はLOWER関数(小文字変換)とUPPER関数(大文字変換)と同様に英字を変換する関数となります。
LOWER関数とUPPER関数については以下のページでご説明していますので合わせてご確認してみてください。
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具体的なケースを例示しながら解説してくれているのでとても分かりやすいです。
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興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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