楽天モバイルの新プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」が発表されました。
衝撃なのは「1GBまで0円」の廃止です。
「改悪」との声も聞こえますが、人によって捉え方が変わる変更だと考えています。
楽天モバイルのユーザではおそらく以下の3パターンでとらえ方が変わると思います。
パターン | 捉え方 |
---|---|
月額利用1GB以下の人 | 改悪だ~。解約しようかな。。。 |
月額利用1GB超、楽天の各サービスは未使用 | 影響なし。継続利用かな。 |
月額利用1GB超、かつ楽天経済圏の住人 | お得になった。ラッキー! |
いろんな人がいるとは思いますが、現在契約している人は大方この3パターンだと思います。
さらに今後の行動は、解約する人、継続する人に分かれます。
そこで今回は以下の2点について解説します。
- 0円ユーザで解約をお考えの方はいつまでに解約すべきか?
- 継続した場合の新プランの内容とお得な特典(SPUアップ!)

0円ユーザで解約をお考えの方はいつまでに解約すべきか?
新プランの受付開始日は2022年7月1日です。
ですが、現在の利用者は段階的に新プランへ移行する計画のため、6月中に解約する必要はありません。
期間 | |
---|---|
7月1日(金)~8月31日(水) | 7月1日より自動で新プラン移行 8/31までは現プランの料金で利用可能 (1GB未満であれば0円が継続される) |
9月1日(木)~10月31日(月) | 実質現プランの料金で利用可能 1GB以下の場合、支払いは発生するが楽天ポイントで還元されます。 9月は1081円相当分、10月は1080円相当分の楽天ポイントが還元。 |
現プラン→「Rakuten UN-LIMIT VI」
上記2つの期限を意識して解約するとよいでしょう。
条件 | 解約期限 |
---|---|
1円も支払いたくない場合 | 8月末までに解約する |
ポイント還元を受けるギリギリまで利用したい場合 | 10月末までに解約する |
0円でご利用の人たちは8月末期限で解約する人が多いかと思います。
駆け込みでサーバダウンなんて起きないと思いますが、念のため解約は余裕をもって行いましょう。
解約の手続きについてはこちらを参照ください。
乗り換え先は基本料0円の「povo」がお勧め
解約した後、サブ機をキープしたいとお考えの方は基本料0円の「povo」への乗り換えがお勧めです。
povoは使いたいときに使いたい分だけトッピングすればよいので、普段使わなくてもいざというときに利用したい場合に便利です。
ですが注意事項もあります。
180日間以上有料トッピングの購入等がない場合、利用停止、契約解除となるようなので、半年に1回はトッピングが必要ですね。
24時間使い放題で330円、7日間1GBで390円あたりがお安いところですね。
楽天モバイルの1GB以下0円の廃止が発表されて以降、povoへの申込が増えたようです。
0円ユーザの次の棲み処のようですね。
povoの公式アカウントでも楽天モバイルの0円廃止を受けて煽っていますね。
継続した場合の新プランの内容とお得な特典(SPUアップ!)
まずは新プランの内容をざっと見てみましょう。
新プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」
利用GB | 料金 | 備考 |
---|---|---|
0~3GBまで | 980円(税込1,078円) | ここが改悪と言われる部分です。 1GB以下のユーザでも月額が発生します。 1GB~3GBは変更なしです。 |
3GB~20GBまで | 1,980円(税込2,178円) | 変更なし |
20GB以上 | 2,980円(税込3,278円) | 変更なし |
※新プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」の詳細内容を知りたい方はこちらを参照ください。
料金プランの変更点は1GB以下で料金が発生する点のみでそのほかは変わりません。
0円ユーザは影響が大きいですが、普段から1GB以上利用している人にとっては何の影響もないかと思います。
特典
では特典は公式では4つ上がっていますが、1つは新規申し込みは3000ポイント付与という内容なので現契約者には実質3つの特典と考えています。
- SPU追加(楽天モバイル回線利用 +1倍、ダイヤモンド会員 +1倍)
- 国内通話かけ放題が10分から15分に拡大で、さらに3カ月無料(1,100円/月)
- 楽天グループサービスや動画サービスが一定期間無料で利用可能(YoutubePremiumも3カ月無料)
1番目のSPU追加が一番いい改良点となります。
楽天モバイルを継続して利用する人が楽天市場で楽天カードを使って買い物すれば、今回の特典を適用してポイント5~6倍になります。
普段から楽天市場でお買い物する人にはかなりの朗報です。
条件 | SPUポイントアップ |
楽天会員 | +1倍 |
楽天モバイル契約中 | +1倍 |
楽天カード通常分 | +1倍 |
楽天カード特典分 | +1倍 |
★楽天モバイル回線利用 | +1倍 |
★ダイヤモンド会員 | +1倍 |
ダイヤモンド会員(楽天PointClubの会員ランク)であれば、6倍ですね。
改悪が続いたSPUが少し改良されているのはうれしいですね。
また、楽天モバイル分だけで+3倍になっている点から楽天経済圏において楽天モバイルはかなり重要なアイテムになってきています。
楽天としても利用促進したいのでしょう。
楽天市場を利用する人で、楽天モバイルに加入していない人はぜひ乗り換え(MNP)を検討してみてはいかがでしょうか?

さらに2022年5月現在、乗り換え(MNP)でiPhone13がお得になっているので、iPhone13に機種変更したい人はチェックしてみてください。
詳しくは以下ページで紹介しているのでご覧になってみてください。
まとめ
ここまでご覧いただきありがとうございます。
楽天モバイルの新プランは単に「改悪」というわけではなく、使い方によってはサービスが良くなったことがお判りいただけたのではないでしょうか。
今回の0円廃止は確かにインパクトがあります。
でも、おそらくインフラが整ってきて他の3キャリアと対抗できる準備が整ったということだと考えられます。
これまでの低価格を前面に出して新規ユーザ獲得をしていた路線から、利用者に対するサービスを充実させて良いサービスの提供で魅力を上げていくように方向性を変更したと推察します。
これで赤字続きのモバイル事業が収益を上げる方向に転換してくれるようになると思います。
プラチナバンドが適用されれば弱点はなくなるので、次の転換期はそこかと思います。
そこで他の3キャリアと同等の価格に引き上げるか、サービス内容を同等にするかどうかがポイントですね。
ではまた。

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