スクロールロックの解除
矢印キーを押すとセルのカーソルが動かずにスクロールしてしまう場合、ほぼ間違いなくスクロールロック(ScrollLock)されています。
きっとこのページにたどり着いた方は「矢印キーを押すとスクロールしてしまう!誰か助けて~」といった感じでお困りかと思いますので取り急ぎ解除方法をご案内します。
キーボードの「ScrollLock」キーを押してください。元に戻ります。
今回はこのスクロールロックについて以下の3点を説明します。
- スクロールロック時の動作
- スクロールロックの確認方法
- スクロールロックの解除(キーボードにScrollLockがない場合も説明)
スクロールロック時の動作
スクロールロック時の動きを確認してみましょう。
A10セルにカーソルがある状態で下矢印キー(↓)を1回押します。
このようにスクロールロックがかかっていると矢印キーでカーソルが動かずにスクロールしてしまいます。
スクロールロックの確認方法
スクロールロックされている場合はExcel画面下にあるステータスバーに「ScrollLock」と表示されています。
もしスクロールロックと同様の動作だけどステータスバーに表示されていない場合、ステータスバーを右クリックして「ScrollLock」の表示がオフになっていないか確認してください。
オフの場合はオンにしましょう。
スクロールロックの解除
冒頭で解除方法は説明しましたが、キーボードにある「ScrollLock」キーを押すだけです。
PCによって表記が異なる場合があります。
- ScrollLock
- SCROLL LOCK
- ScrLk
- SCRLK
こんなものかと思います。
キーボードによっては「ScrollLock」キーがない場合があります。
その場合の対処方法をご説明します。(Windows10の対象方法となります)
「スクリーンキーボード」を表示します。
表示されない場合や検索がない場合は「スタート」メニューから「Windows 簡単操作」の「スクリーンキーボード」を選択します。
スクリーンキーボードが表示されます。
「ScrollLock」が有効な場合は「ScrLK」が青く反転しています。
「ScrLK」をクリックして黒くなるとスクロールロックが解除されます。
キーボードにScrollLockがない場合はスクリーンキーボードを使用して解除しましょう。
まとめ
この事象に初めて直面したときは正直焦りましたが、対処は簡単なので2回目からは全然焦りません。
ちなみになぜスクロールロックが勝手に設定されるかについては、すみません「謎」です。
判明したらご紹介します。
もっとエクセルを使いこなしたい人にお勧めの本は以下です。
具体的なケースを例示しながら解説してくれているのでとても分かりやすいです。
まさに「最強の教科書」となる1冊です。
興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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