スポーツ観戦ならDAZN(ダゾーン)
私は2017年からDAZN(ダゾーン)に加入しています。
Jリーグの川崎フロンターレの試合を欠かさずDAZNで視聴しています。
家での視聴はもちろん、会社帰りにスマホで視聴したり、等々力競技場で試合観戦をした帰りの電車内で見逃し配信を見たりしています。
DAZNへの加入をご検討されている方はどんなサービスでメリットやデメリットを知りたいと考えている方が多いかと思います。
そんな方に向けてDAZNのサービス内容の解説、さらにメリット・デメリットを解説します。
ご検討中の方に参考になればうれしいです。
DAZNとは
国内および世界中のスポーツをネット配信するサービスを提供するのがDAZN。
定額制動画配信(SVOD)といわれるサービスに属します。
定額制動画配信(SVOD)といといえば、Netflix、Hulu、Amazonプライムなど様々ありますが、そのスポーツ版がDAZNです。
DAZNは英国のスポーツ専用ストリーミングサイトで、パフォームグループ(PerformGroup)に所属します。
2019年まではオーストリア、ドイツ、スイス、日本、カナダ、アメリカ、イタリア、スペインで展開していましたが、2020年5月にはさらに200以上の国と地域に新たに展開することになり、まさに世界中で展開しています。
特徴にあるようにいろんなスポーツがワンプランで楽しめることが最大の特徴かと思います。
他のスポーツ配信サービスは購入したコンテンツのみの視聴でしたが、月額1,925円ですべてのコンテンツが見放題です。
日本では2017年より「Jリーグ明治安田生命 J1、J2、J3」を独占配信しています。10年契約をしているので2026年まではDAZNで配信が決まっています。
この契約によりJリーグは10年間で2100億円という金額を放映権として受け取ることになり、J1リーグの1位の賞金が1億円から「3億円+理念強化配分金(15.5億円)」ととてつもない金額になっています。
放映権をうまく利用しリーグ発展かつJリーグ自体の価値を高めた良い例ではないでしょうか。
DAZNも日本の野球に次ぐ人気スポーツであるJリーグを独占配信することができJリーグファンをDAZNに取込むことができました。
DAZN、JリーグともにWin-Winの関係です。
DAZNのメリット
DAZNのメリットは以下の5点です。
冒頭の特徴と重複がありますが、やはりこの5点かと思います。
国内外の多彩なスポーツをライブ&オンデマンド視聴
2020年6月現在で提供している主なスポーツコンテンツは以下となります。
- プロ野球 ※広島東洋カープを除く11球団の主催試合(2021年)
- MLB
- Jリーグ ※リーグ戦全試合、カップ戦は除く
- 海外サッカー(UEFA CL/EL、プレミア、セリエA、ラ・リーガなど)
- F1
- Bリーグ(バスケ)
- Vリーグ(バレー)
- テニス
- ボクシング
- アメフト
- ゴルフ
- ラグビー
これだけでも十分なコンテンツ量であることがわかっていただけると思います。
これをライブ配信はもちろん、見逃し配信も行っていて一定期間は過去の試合を見返すことができます。
見逃し配信の期間は以下のようになっています。
視聴方法 | 期間 |
---|---|
フルタイム視聴 | 7日間 |
ハイライト視聴 | 30日間 |
この何度も見返すことができる機能はスポーツをしている人たち、特に子供たちがいいプレーを何度も見返していい選手の技術を習得するのに役に立つと思います。
さらにスタジアム観戦後にご自宅でゆっくり見逃し配信で振り返ることもでき、スタジアムでは分からなかったプレーも映像でばっちり確認できるのでとてもお勧めです。
(私は川崎フロンターレのホーム戦はスタジアム観戦後に毎回見逃し配信で見返しています。)
プロ野球11球団(2021年)の主催試合がライブ&オンデマンド視聴可能
毎年入れ替えがあるのが実情ですが、2020年に引き続き、2021年は広島東洋カープ主催試合以外の公式戦が視聴可能です。
日本のプロ野球の場合、放映権が球団もしくは親会社が所有しているため、Jリーグのように一律というわけにはいかないようです。
視聴できない試合は主に以下です。(2020年)
- 広島東洋カープ主催試合
- 日本シリーズ
クライマックスはまだ決まっていないですが、2020年は全試合配信していたため、今年も配信する可能性が高いと思いますが詳細はDAZNの発表を待ちましょう。
日本シリーズは地上波でも放送されるのでそちらで補完すればあまり影響はないと思います。
ただ、課題は広島東洋カープ主催試合です。
カープファンはホーム戦が見れないのでやはりDAZNでの視聴は厳しいと言わざるを得ません。
スカパーの「スカパー!プロ野球セット」をお勧めします。
ちなみに2020年のプロ野球公式戦はリーグ内24回戦総当たりの120試合、交流戦なしとなります。
そのためパ・リーグの球団を応援されている方は公式戦全試合視聴できます。
カープ以外のセ・リーグの球団を応援されている方は、カープと24回試合する内の半分は広島東洋カープ主催試合となるため、12回は視聴ができません。
この12回をどう見るかが分かれ道になり、みなさんの個人個人の考え方で選ぶとよいかと思います。
ガマンできる場合は「DAZN」をお勧めします。
ガマンできない場合は「スカパー!プロ野球セット」をお勧めします。
Jリーグ明治安田生命 J1、J2、J3リーグの全試合独占配信
リーグ戦の独占配信となったため、契約金額が10年で2100億円という巨額な金額になったといわれています。
NHKでは毎週1試合は放送しているようですが、
基本は独占なので見たいのであれば「DAZN」しかありません。
ただし、各Jリーグクラブの公式戦はリーグ以外にも以下があります。
- JリーグYBCルヴァンカップ
- 天皇杯
- ACL
こちらの配信がDAZNではないため、スカパーの「スカパー!サッカーセット」(3,464円)に加入が必要になります。
こちらも見たいのであれば「スカパー!サッカーセット」しかありません。
私は加入時期が毎年変わります。
観戦できない試合が1か月に1試合のために加入するのはお値段的に少々厳しいです。
ACL、ルヴァン、天皇杯の進み具合によって8月以降は試合数がふえてくるので加入することが多いです。
私は毎年3か月程度はスカパーを契約している感じです。
月額1,925円(年間プラン:19,250円)
個人差はあると思いますがスポーツ観戦としては消して高い金額とは思いません。
それまでのCS放送、CATVに加入していたことを考えればとてもお安いと思います。
プロ野球のパ・リーグを応援されている方はもっと低価格の動画配信サービスがあるのでそちらとの比較検討かと思います
- Rakuten TV パ・リーグSpecial(月額702円、年額5,602円)
- ベースボールLIVE (Yahoo!プレミアム会員特典 月額508円)
ただし、他のスポーツも見たいという方は断然「DAZN」をお勧めします。
サッカーも、野球も、F1も、バスケットも1925円で楽しめます。
2デバイス同時視聴が可能(6デバイスの登録が可能)
視聴方法を問わず6台のデバイスでの登録ができます。「スマホ4台とパソコン1台、PS4」など6台のデバイスに登録することができます。
ただし、同時に視聴できるのは2台です。
家族で応援するチームが異なる場合や、同時に他のスポーツを見たい場合などに便利です。
ちなみに視聴方法は以下の4つあります。
- テレビ
- パソコン
- スマホ・タブレット
- ゲーム機(PS4、Xbox one)
テレビはスマートTV,AppleTV,Amazon Fire TV and Stick, Air Stick 4K, Chromecast などのTVで動画サービスを視聴する方法となります。
やはりテレビでの視聴が迫力があります。
各家庭のリビングの一番良い場所に鎮座していることが多いので、テレビでの観戦がおすすめです。
ちなみに私はBRAVIA(スマートTV)で視聴しています。
特に設定も何もなく買った時にすでにDAZNのアプリが登録されている状態でした。
テレビのリモコンで操作するのでとっても簡単です。
ホームボタンを押して後は矢印キーで選ぶだけです。
(設定はちょっとありますが、1回設定すればOKです)
パソコンやスマホの操作が苦手な方はスマートTVの購入をご検討してみてはいかがでしょうか?
DAZNのデメリット
褒めてばかりも気持ちが悪いので、ここでデメリットもご紹介します。
はやりこの点は改善の余地があるということでしょう。
値段とのトレードオフと考えれば許容範囲かもしれません。
通信環境が悪いと視聴困難
DAZN公式情報としては以下のようになっています。
通信速度 | 目安 |
---|---|
2.0Mbps | 外出先で標準画質での動画が見れるスピード |
3.5Mbps | モバイルデバイスでHD画質での動画が見れるスピード |
6.0Mbps | HD画質と高フレームレートでの動画が見れるスピード |
8.0Mbps | DAZNが提供する最高品質で動画が見れるスピード |
テレビでの視聴の場合は6.0Mbps以上の回線速度が必要となります。
この目安を下回ると視聴が困難になります。
マンションなど共同利用の通信環境では時間帯によっては厳しい時間帯が発生するかもしれません。
他の動画サービスが利用可能な状態であれば、ほぼ大丈夫かと思います。
通信環境は画面がカクカクする原因の一つなので、その場合はご自身の通信環境を見直すことをお勧めします。
通信環境の見直しのおすすめは「Nuro光」です。
未導入のマンションでも「Nuro光マンションミニ」であれば個別に導入ができます。
とてつもなく速いです。
以下のページより是非ご検討ください。
遅延(ディレイ)がある
こればっかりは今のところ仕方がありません。
Jリーグでは1分程度ですが、野球の場合(特に阪神タイガース)は数分の遅れが発生することがあるようです。
さらにご自宅の通信環境が悪いとさらに遅くなります。
スマホの速報のほうが早いときがあります。知りたくないときは電源オフもしくはマナーモードにしましょう。
DAZNを敬遠する方はこの理由が大きいと思います。
テレビとの技術の違いのため、今のところは仕方ない部分と思うので受け入れていくしかありません。
私の個人的な意見としては1分程度はあまり気になりません。
おそらく大多数の方はそうだと思います。
配信トラブル
こちらはDAZN側の責任範囲において発生した配信トラブルを指し、2019年11月30日にJリーグで配信できないトラブルがありました。
原因はソフトウェアの問題で各スタジアムで撮影した映像はDAZNに到着していたようですが、ユーザのアプリ側からライブ映像にアクセスできなかったことのようです。
視聴不具合に対して申し込みのあったユーザに「QUOカード500円」を配布する対応を取りました。
スポーツという特性上、ライブ中継できないことは重大な障害といわざるを得ません。
この辺はテレビの安定性に比べれば物足りない感じがあります。
ただ、原因の公表および対処を正しくしていることからDAZNとして今後このようなことがあった場合も真摯に対応してくれるという安心につながるとも考えられます。
2019年以降はこれほど大きなトラブルは起きていないようです。
画質はTVのほうが良い
今のところデバイスや通信速度により異なるようですが、品質が良い状態でも「HD画質」(1080p)のようです。
やはりテレビに比べると負けていると思います。
テレビでサッカー中継があるときの画質が異常にきれいなので、無頓着な私でも差がよくわかります。
通信速度によって画質が変わるため、各自の環境でお試しいただいて確認してもらうしかございません。
HD画質以下になってしまう場合は通信速度をご確認するようにお願いします。
6Mbps以上でHD画質、8Mbps以上で高画質(どのくらいかは未発表)のようです。
6Mbps未満はどんどん画質が落ちるのでご注意ください。
1か月無料ということもあるので、試してみてあなたのご利用環境にて画質をチェックされるのをお勧めします。
まとめ
ここまでご覧いただきありがとうございます。
今回はDAZNについてメリット・デメリットを紹介しました。
いかがでしょうか?
DAZNへの加入検討に少しでも参考になったらうれしいです。
アフターコロナのスポーツ観戦方法として、「自宅でDAZN観戦」を是非楽しんでもらえたら嬉しいです。
以上、あなたの参考になったらうれしいです。
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