SEARCH関数
指定した文字列が対象文字列の何桁目にあるかを返すのがSEARCH関数です。
SEARCH(検索文字列,対象,開始位置)
文字列が最初に現れる位置の文字番号を返します。大文字、小文字は区別されません。
Excel 関数の挿入
引数には以下が使用できます。
引数 | 内容 |
---|---|
検索文字列 | 検索する文字列を指定します ワイルドカードの指定が可能です |
対象 | 検索文字列を含む文字列を指定します |
開始位置 | 検索を開始する位置を文字列の左から数えた文字列で指定します 省略時は1として扱われます |
検索文字列が存在しない場合は「#VALUE」となります。
利用のときはIFERROR関数との組み合わせでエラーを回避するようにしましょう。
SEARCH関数の使用例
例 以下の表から名前列(B列)の名字と名前の間にある” ”(全角空白)の位置を求めます。
C2セルに以下を入力します。
=SEARCH(“ ”,B2,1)
あとはC1セルを下までコピーします。
SEARCH関数は対象の文字列が含まれていないと「#VALUE」というエラーになります。
検索文字が確実に存在する文字列ではない場合はIFERROR関数で回避するようにしましょう。
=IFERROR(SEARCH(“ ”,B5,1),0)
これでSEARCH関数がエラーになると0を返してくれます。
このIFERROR関数を使った数式をC列にコピーすると完成です。
まとめ
SEARCH関数は単独ではあまり利用しないと思いますが動作は覚えておいたほうが良いです。
MID関数とSEARCH関数を組み合わせて氏名から名字と名前を抽出する例を以下のページでご紹介しているので興味のある方は確認してみてください。
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